こんにちは!

相模原市Yoshimiピアノ教室講師の宮崎彩子です。

あっという間に6月も半ば、カラッとした晴れが待ち遠しいですね。

皆様、発表会の練習は捗っていますでしょうか?

私もそろそろ講師演奏の準備を始めないと、と思っているところです。

 

今回は6月にちなんで、雨の曲をご紹介いたします☔️

ショパンの「雨だれ」、ドビュッシー「雨の庭」、ブルクミュラー「大雷雨」・・・雨、と名前の付く曲はいくつかありますが、今回は発表会でもよく演奏される曲と、ちょっとマイナーな曲をご紹介します。

 

手の動きが見えた方が面白いかな?と思いましたので、今回は手のアップです🎹✨

 

1曲目:雨の日の噴水/ギロック

 

(お恥ずかしながら)私はこの曲を大人になってから知りました。もっと早くから知っていたかった1曲です。雨の日は洗濯できないし、傘を持って行かないといけないし・・・と̠、ネガティブなイメージになりがちですが、この曲は場面は広場か遊園地でしょうか。静かに雨が降る中で噴き上がる噴水、背後にうっすらとかかる虹が見えるようで、とても素敵な雨だなぁ、といつ聴いても感じます。皆様にもぜひ挑戦してただきたい1曲です。

 

2曲目:「悲しみの園」より「雨」/メラルティン

ずっと雨が降り続いているように感じるこの曲は、フィンランドの作曲家、メラルティンの曲です。中々演奏される機会は少ないと思いますが、ロマン派の響きの中に少しだけ印象派のエッセンスが加わったような、パラパラとした心地よい響きの1曲です。「雨の日の噴水」のようなポジティブな曲想ではありませんが、日本の梅雨のようなデリケートなイメージや、湿度が感じられます。

 

実はこの曲、かなり苦戦していました💦

左手から右手への受け渡しが重なってしまったり音がつぶれてしまったり・・・。

「鍵盤の指離れが遅いのか」「テンポが上がっていってしまい指がついていかないのか」「タッチが重いのか」・・・

「なぜ美しくないのか」を考えながら試行錯誤を繰り返し、何とか形になりました。

ピアノを弾くことは楽譜をなぞるだけの作業ではありません。

そこから1歩進んで「自分がどう弾きたいのか」「そのためには何が必要なのか」常に考えながら、皆さんにもピアノに取り組んでほしいな、と思います。

そのために必要な「考える力」「楽譜は書かれていないことを読み解く力」をレッスンではしっかり育てていきますので、一緒にがんばりましょう😊✨

 

まだしばらくはしっとりしたお天気の日々が続きそうです。

季節の変わり目、身体も心も疲れやすい時期ですので、自分を大切にお過ごしくださいね

それではまた来月!

 

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