相模原市Yoshimiピアノ教室、講師の中田暁です。
今月はショパン先生に見守られてのレッスンです。端正なお顔立ちに、そこだけ静まりを感じます。
ショパンは作曲家であり、ピアノの先生でもありました。お弟子さんがショパン先生の言葉を記録しており、現代の私たちにも数々のメッセージを残してくれています。
優しい音は4の指で、鍵盤を撫でるように。
手は柔らかく細かいパッセージは指を短く使って。
音の粒を均等に揃えるより、それぞれの指の特性でもって音色に陰影を出す。
ショパン独自のタッチの柔軟さは、スケールでさえ優雅、安らぎを求めていたようです。
そして美しさを引きたてるペダルには細心の注意を払い、ペダリングを間違えた生徒さんには厳しかったようです。
「美は細部に宿る」
ショパンの真髄ですね。
私のレッスンでも実はここ、「美しさ」を大切にしています✨
美しい姿勢、美しい手、美しい指から出てくる美しい音。大前提としては美しい心がけ。
ショパン先生の足元にも及びませんが、美しさを求めていくショパンのスピリットを身に纏ってレッスンしていきたいです。
夏至を経て大きく弾む7月。体調を整えながら元気に美しく✨レッスンいたしますね!