相模原市南区Yoshimiピアノ教室講師の
中田暁です。
寒風の中、梅の蕾がほころんできました。2月ですね。
Yoshimiピアノ教室では新しく「聴音・読譜強化コース」を開講しました。
ずいぶんと迫力あるネーミングですので、ちょっとやわらかく表現しますと、「ソルフェージュ」です。
ソルフェージュってなあに?という方もいらっしゃると思いますので、少しお話ししますね、
音楽を聴いて、
美しいな、素敵だなと感じる。明るい気持ちになって
励まされたり気分が良くなることって多いですよね。
(反対に悲しみが込み上げることもありますね、、)
気持ちが大きく揺れる。
それは、なぜでしょうか?
ひとりひとりが持つ感性や経験にも寄りますが、
答えは、楽譜の中にあります。
楽譜は記号化されたものですから、まずは記号を理解する。楽譜には音だけでなく、イタリア語が数多く登場します。
例えばf(フォルテ)。強くという意味です。
fp(フォルテピアノ)は強く、直ちに弱く。
この2つだけでも表現したならドラマティックですよね。
さらにはfの前に良くあるのが「crescendo」クレッシェンド。こちらは「だんだん強く」という意味。
f目指してだんだん強くしていく。
で、さらに進めていくと「decres.」。こちらはdecresendoの省略で、デクレッシェンド。「だんだん小さく」です。
意味がわかったならば、ここからは感性を広げながら解釈していく弾いていく。
fにしても、やわらかい強さなのかキリッとした強さなのか、
デクレッシェンドの最後はどれくらい音を小さくするのか、消えるように?少しだけゆっくりしてみる?そもそもフレーズはどうなっている?
などなど、ひとつの記号からいろいろ感じて考えたものを表現していくのですから、心が揺れ動くのですね。
ほとんどの音楽は理論に基づいて作曲されており、
楽譜に書かれていることを理解すると演奏が楽しくなりイキイキとしたものになります。
☕️
「聴音・読譜強化コース」では、このような事をしますよ!
①視唱
正しい音程とリズムで歌をうたう
②聴音
メロディーや和音を聴き取って譜面に書く
③楽典
楽語、音程、調性など楽譜のルールを学ぶ
〜ソルフェージュは音楽の言葉〜
ただただ感情に任せて弾くのではなく、言われたことをそのまま弾くのでもなく、
楽譜から音楽を読み解き、そこに自分の想いをのせて、弾く。
普段のレッスンの中でもソルフェージュは取り入れていますが、月に1回30分丸々ソルフェージュに取り組めるのが「聴音・読譜強化コース」です。
気になった方は担当講師へご相談くださいね。
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