相模原市Yoshimi ピアノ教室講師の中田暁です。
8月に入りました🌻
学校から解放されて楽しんでいますか?
夏休み❗️めいっぱい遊んでくださいね。
さて。
絶賛!発表会練習中のレッスンより気になる一言
「ゆっくりだと弾けないよー」。
両手弾きを始めて楽しいリズムにのってきてはいますが、
弾けるところは速いテンポ、ちょっと難しいところは明らかにテンポが落ちる。
ご本人、テンポが落ちているのは自分でもわかっているけれど。
いつかは弾けるようになる?ざっくり弾けるから気にならない?特に変化なく2週間経過。。。そして速いところはますます速くなってきて、何ともハラハラドキドキ落ち着きのない演奏に。
速いテンポ🟰弾けている!
こう錯覚してしまうのはわからないでもないのですが、
そのテンポで本当に弾けている?
で、試しにどこが弾けていないのか確認するため、遅いテンポで止めながら弾いてもらいました。
テンポが遅くなっていた原因は、
①左手の音、低くなるのに手はなぜか高い方へ
②左手の音をまだ覚えていないのに右手に合わせてクレッシェンドをつけているので指の動きが重たくなっている
わかったこと❣️
左手が弾けていない。
さらにはその遅いテンポでいつも速く弾いているところを弾いてみると…⁉︎
あら不思議。弾けていると思っていた速いテンポのところが引っかかったり音を間違えたりのミス続出!
えー⁉︎なんでー?と、焦るようにテンポを上げていきますが、
ますますおかしな事に。
ここで先程の「ゆっくりだと弾けないよー」になったのです。
手の動きだけで弾いていくと、このようなことって結構あります。
弾けていないのが炙り出されるのです。(怖いですネ)
ですので、
ゆっくり弾いたり曲の途中から弾いたりするのが、難しい💦のです。
でも大丈夫❣️発表会まで時間はありますし、これも必要な事だったのでしょう。
急がば回れ。
メトロノームと共に遅いテンポで左手練習を。
意識を持たせるために、音をぶつぶつ言いながら弾くのも良いです☺︎
メトロノームを使うと機械的な練習になりがちですが、違いますよー。
テンポはぴったりとメトロノームに合わせつつ、音色や強弱、リズムやフレーズをしっかりとのせる。
いろいろやることあるので、遅いテンポ練習ってなかなかの忙しさですよ。余裕があるのでイメージもどんどん出てきますしね。
遅いテンポでしっかり弾けると、指が鍵盤に入るというか確実に落ち着きます。
譜読みが終わってざーっと両手で弾けるようになったら、
遅いテンポで再度、譜読み練習を!おすすめです。
🌻
(できないのがわかって悔しかったよね。あなたの一生懸命に向き合う心を、上手に楽に使えるように💞)
夏休みも講師一同、全力で応援しています。
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