相模原市南区にありますYoshimiピアノ教室、講師の中田暁です。
先日のレッスンでとっても素敵なことが起こりましたので、お伝えさせてください!
今年の春からレッスンを始めました若松小一年生のMちゃん。
10月にあります初めての発表会に向けて、練習を重ねています。
レッスンの前に、これみてー!と発表会の曲をイメージした絵を見せてくれました。
彼女らしい力強いタッチ。ゴッホの星月夜を彷彿とさせるような色使い。
夜の絵なのに生き生きと明るく輝いています。
その絵をしばし2人で眺めてから、さぁレッスン!弾いてみると、、、、
全体的に力強い。お月さまゴツゴツしているね。
そこで私がMちゃんの演奏をちょっと大袈裟に真似をして、左手を大きく重く弾いてみたところ「いやだー」と、顔をしかめて。
ではどんな風に弾きたい?と聞いたならば、ここからが素敵なシーンの始まりです。
慈しむように鍵盤に触れて、ひとつひとつの音を心から紡ぎ出したです。
Mちゃんの優しい心根に触れたようなそんな瞬間で、本当にドキドキしました。
Mちゃん素敵な演奏を有難う。
その後は現実に戻りまして笑、反復練習。やだーできない、もーっ!と、感情豊かにのけ反りながら繰り返し練習を続けました。頑張れ一年生!
手の形、お指のこととか足とか腕とか姿勢とかうるさいほど言っていますが、やっぱり一番大切なのはイメージ。「どう感じている?」
生徒さんにそして自分自身にもずっと問いかけていきたいです。