相模原市南区Yoshimiピアノ教室、講師の岡田好美です。チャイルドコーチング資格を活かしたレッスンをしています。
さて、アドラーの「嫌われる勇気」読んだことはありますか?
もしも、お子様の練習のこと、勉強のこと、人間関係でモヤモヤしている方がいらっしゃったら、オススメの本です。
「毎日ピアノの練習をする子供に変えたい」
「きちんと宿題をする子供に変えたい」
一度や二度?いや、毎日?
親であればそう思ったことはあるでしょう。
がっかりしてしまうかもしれませんが、人を変えることはできません。
でも是非最後までお付き合いくださいね。ヒントはたくさんあります😊
他人の行動や性格を変えるのは、本人が「問題意識」を持たない限り不可能なことなのです。
【他人の課題】と【自分の課題】を混同させない❗️
「他人と過去は変えられない」聞いたことがあると思います。
その通り変えられません。
変えられないものを変えようとすると、お互いにかなりのストレスがかかります。
状況を余計に悪化させるだけです。
「ピアノの練習をする」というのは、誰の課題でしょうか。
生徒さん(子供)の課題です。
「自分の課題」ではありません。
講師や親が生徒さんのの意識をコントロールすることはできません。
他者を尊重して見守るしかないのです。
しかし、言葉かけを変えることや、環境やサポート体制を整えることで、改善することは可能です。
「他者の課題」に過剰に干渉されることを人は嫌います。ですから、「練習しなさい」と言うほど、逆に反抗して練習をしなかったりします。
◯◯ちゃんが練習してくれると、お母さん(先生)は嬉しいんだけどな
と伝えることです。自分の願望をただ相手に伝えるだけです。
主語がI(私)なので、「Iメッセージ」と言われています。
逆に、「練習しなさい」は、主語がYou(あなた)なので、「Youメッセージ」と言われます。
「Youメッセージ」は、命令、指示、おせっかいとして取られるので反感を買いやすいです。
「Iメッセージ」は、【私】が勝手に思うだけです。「練習してくれると、お母さん(先生)は嬉しい」
「お仕着せがましさ」を感じさせることなく、「練習をしてほしい」という願望を、マイルドに伝えられます。
子供はだんだんその言葉の裏も読むようになります。
きっと、お母さん(先生)はピアノが弾けるようになることで、毎日コツコツと努力することを教えたいのかな…
ピアノが弾けるようになることで、素晴らしい趣味、音楽がもらたらす幸福を知って欲しいのかな…確かにピアノを自由に弾けるようになったらかっこいいし楽しそうだな。
そんなふうに自分ごととして考えるようになります。
最終的には自分のために練習や勉強をする子に育てることが可能です。
私のレッスンで大切にしていること、楽しくピアノが上達するような指導は勿論、本人に気づきを与えることができるよう【質問力】に磨きをかけられるよう日々勉強しています。
【他人事】といっても、私はピアノ講師です。練習しないと弾けるようにならないのが現実…💦
そのサポートは精一杯することも仕事だと思っています。ただし、生徒さんが自分ごととしてとらえられていない時は待つことに徹しています。
生徒さんがやる気になった時に一気に引き上げる!そこは大の得意です‼️
まずは、if-thenプランニングから!まだ練習計画作成ができていない生徒さん、じっくり考えてみてくださいね。