相模原市南区にありますYoshimiピアノ教室

講師の中田暁です。

ピアノレッスン5年目の生徒さんが多い中田クラス、ほとんどの生徒さんが音階(スケール)の練習を始めています。

①シャープフラットのない基本の指づかいハ長調ツェードゥアーから始まり
②平行調のイ短調アーモール
③シャープひとつのト長調ゲードゥアーへ
そして、
④その平行調はホ短調エーモール

⑤ドイツ音名読みツェーデーエーエフゲーアーハーツェーを唱えつつさらに進んで、

⑤この調は5の指が出てこない、4から始まる調だからいつもの指づかいでないのか、、
⑥さらにはミのシャープ⁈
シャープは黒鍵との思い込みを外す、、

と、この辺りから雨あられのようなシャープ、フラットに悲鳴をあげながら取り組んでいます。

弾きながら「あってる?」とよく聞かれるのもこの辺りのスケールです。
基本の指づかいが手にしっかり入っている段階なので、指は勝手に動いていく現象。
音がなんか違う〜(汗)でも途中で止められない、いや止まりたくない。
最終的には指づかいもおかしな事になってフィニッシュ!そんな指づかいで良く弾ききったねーと感心したり。。。

❤︎スケール効果
皆さんが一生懸命練習しているスケール、良い効果はじわじわと出ていますから、ご安心を。

・正確な指づかい
様々なフレーズの指づかいが直感でわかってきています。無理のない自然な運指が出来るようになってきました。
特に親指の入れ方が正確に。

・調性感覚が身につく
調号がわかったらその調の持つ性格にまで気にするようになって、
特に最後のカデンツ!カデンツ、和声の響きに変化が生まれています。

そして絶対はこちら。
・指強化!指だけではありませんね。柔軟な手首、腕作り。
親指がこんなにも注目されるのもスケールこそ。
音の粒が揃っているのか良く聴くことで音楽的な耳も磨かれますね。

他にもいろいろありますが、
自分の発する「音」。ここに一点集中できる良さもあります。
私の場合、スケール練習で今朝はカラダが重いなあ、とか左手がだるいな、頭がモヤモヤしてるなとか思ったり、、

軽やかな音と動きに気持ちがすっと軽くなったり、明るい音に励まされたり‥自分と対話しています😊

スケール練習って昔はトレーニング要素が強かったのですが、
今はカラダそして心をも緩める愛しのスケール練習です♡

スケールは全部で24調です。習うより慣れろ!でやっていきましょう。ゆっくりでもひとつひとつ確実に。

 

【中田先生のレッスン時間】

⭐︎木曜日

◎18:00〜

 

⭐︎土曜日

◎14:30〜

 

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